今月の言葉

2025年8月

 

働くことと娯楽

一日の働きの中には娯楽もありましょう。今晩一杯頂こう、麻雀しよう、ボウリングをしよう…と楽しみを求める気持ちがありましょう。よく働いて楽しく遊ぶ。よく働いて楽しく飲む。これで働きと遊びとが一致しております。ところが、遊ぶために働く、飲むために働く、給料もらうために働く、こういう考えの人もあります。ここのところは紙一重の差であります。

遊ぶことや食べることを先に考えますから、給料に不平不満が出てまいります。したがって働きそのものに“み”が入りません。つまり“平素の勤め”というものが、おのずから怠けてくるのであります。平素の行い、平素の働き、これが実に尊いのであります。その場その場の環境に順応して、人々から尊敬、愛される人となるよう修養実践してください。

(出居清太郎著『誠書』第1巻より)