日々のみおしえ - 3月19日

3月19日

人の世は物心共に恵まれてこの世に生きる甲斐もあるなり

太極は神の姿であり、大宇宙であります。万物はそれによって活かされて居ります。神は誠であり、万物普遍の霊であります。故に人の世は物心共に必要であります。心は神を信じ魂を磨き太らせ成長させることによって恵まれ、物は尊く活かして使わして戴くことによって恵まれるのであります。魂に傷をつけ、曇らせ、濁してゆけば、魂は救われません。人の肉体を無駄に取り扱かつたり、万物を粗末に使えば物には恵まれません。人の生活は物心両方面に恵まれてこそこの世に生きる甲斐もあるので、幸福の根源は物心共に恵まれるところにあると言えます。それなのに人の世は、物だけに恵まれれば幸福と思う人が多い。清い心で正しい生活を続けられる様に修養すべきであります。