2月17日
聞く時はきくだけきいて分るまで学びの道に努力ましませ
人は、幸福を求めようとすれば、天地自然の法則を学び修め、人の道を誠捧げて実行せねばなりません。肉体を粗末に取り扱い、人の生活に必要な物資を粗末にする様なことは、不幸の種を蒔いているのであります。誠に人の心は勝手なもので、物や名誉に恵まれて居りますと、物に感謝が出来ず、一粒の米も麦も、一枚の紙も、一本のマッチの棒も、さほどに有り難く思えず粗末に取り扱って居ります。それのみか、肉体などの取り扱いは、自分も、人も、使い方を尊重せず、炭や薪(まき)のように他人を使い、抑えつけ、戒(いまし)める様なことをしたり、自分の肉体も、それと同じ様に使って居ります。聞く時はよく聞いて、お互に話し合い、神の道と人の道を修め学んで、幸福を産み出すべきであります。