1月22日
苦しみを取り去る為に迷いなく徳ある人に学びましませ
楽あれば苦あり、夜あれば昼あり、春夏秋冬もあり、雨の日、風の日もある様に心身の苦しみは絶えず巡り巡って参ります。雨風の日があればこそ地上も清浄化されるのであります。どんな人でも悩み苦しみの時には先ず神仏を祈りたより乍(なが)ら苦労します。病むことや天変地変を待つ人はありません。なれ共突如として出現します。之(これ)によって何事も教えられるのでありますが、徳のない者には分りません。何故こんなことになるだろう。何故だろうと迷いの縁につながり無駄な心を使う人が多い。かような時こそ徳ある人の導きを仰いで確固不動の精神をもち迷信を打破するだけの心掛けが必要であります。徳ある人に巡り合うのも不徳の人に巡り合うのも、常日頃の積徳にあるのであります。それ故に一層の修養と信仰に邁進出来ますように徳ある人の指導を受けることが必要であります。