日々のみおしえ - 5月18日

5月18日

見る度に又聞く度に迷わずに謙虚な心常に養う

見て喜び、見て悲しみ怒り、聞いて楽しみ、聞いて迷い、聞いて苦しむなどと、見る聞くことは人の心に喜怒哀楽の交響楽を奏(かな)でます。見る聞くことは誠に重要なことで、聞かせる人も見せる人も、見る聞く人も、相互の理解が無いと、見る聞くことが争いとなり、ねたみ、恨(うら)みとなって、高慢な態度は澄み切った人の心を汚し、楽しく遊んで居る人の心を破壊する様なことが出来て参ります。人に聞かせる言葉は充分注意して、謙虚な心で聞かせねばなりません。人の行いも人に見せるには、礼儀正しく謙虚な姿を見せねばなりません。見せること聞かせること、見ること聞くことが相互いに、協力円満にいかれる様に心掛けるのは、日々の修養によるものであります。