4月8日

世の中は持ちつ持たれつ教え合い協力互助の道であるなり

人の心は物に支配され易く、それは感情の心が強いからであります。勿論生きる為には物が必要でありますから、物を重要といたします。物の取引には金が必要でありますから、命よりも金を尊ぶ人も数多い。物に恵まれても心に恵まれない人も数多い。妬（ねた）み、恨（うら）み、そねみ、怒りの心等は貧と言うても過言ではありません。人の心の奥底には嫉妬という激しい心が植え付けられております。過去幾千万年から、つぶされ、倒され、侮（あなど）られ、破壊をしたりされたり、切ったり切られたりしておりますから、かような嫉妬は今の世にまで続いております。それ故に協力、融和と言葉のみで如何（いか）に言うても争いは絶えません。