日々のみおしえ - 2月18日

2月18日

常日頃心の油断気をつけて徳ある人のみ教へをきく

常日頃、見ても聞いても不平を思わず言わず、見ることは、また聞くことは、如何(いか)に足らないことでも、自分の心に添わないことでも、怒りを持たず、無駄な心を使わず、身に修め、心で消化し、汚物も浄化して、良い方に使われるようにし、塵(ちり)の様な捨てるものでも生かして役に立て、人もまた不良な人でも大きな広い暖い気持ちで立派な人になれるよう、お役に立つ様導くことも大きな事業であります。そうすることは、徳を積み、徳を及ぼすことであります。人の生活には悩みが多く、悩みの生ずる時には油断が多く、失敗を重ね、不幸の種を知らず知らず蒔いているのであります。どんな人でも足らない所があるので、徳ある人の導きを願うて、正しい道に、明るい道に進まれる様に努力をしなければなりません。