日々のみおしえ - 1月2日

1月2日

善し悪しの事の道理はありしとも誠の道は変わりなかりき

人の道に於ては、よい行いをしなさい悪いことは行なってはなりませんと、善悪の道を教え、教えられた人もその道理をよく理解しておりますが、よい行いよりも悪い行いの方に誘惑される事が多い。人の道は万人知る所でありますが、誠の道、この道を神の道と信じることであります。 神とは、大極を根(もと)とした普遍の霊であります。誠も全知全能であります。その高さも幅も深さも、尺度では計りきれません。人知で計ろうとしても、或る所までは計れますが、その先は計ることは出来ません。人知で計れないことになりますと、人は迷信と片付けてしまう人が多い。人は人でありますから誠を信じなければなりません。